GMOメイクショップ株式会社は「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」(※1)の最新バージョン「PCI DSS v4.0.1」に、2025年9月1日(月)付けで準拠いたしました。
今回の準拠により、EC事業者の信頼性向上を図り、消費者に安心・安全なオンラインショッピング環境を提供してまいります。
※1 加盟店やサービスプロバイダなどがクレジットカード会員データを安全に取り扱うことを目的として、国際カードブランド5社(American Express / Discover / JCB / Mastercard / Visa)が共同で策定した国際的なセキュリティ基準
近年、EC市場の急速な拡大に伴い、クレジットカード情報の不正利用や漏洩といったサイバーリスクが国内外で深刻化しています。2025年3月に経済産業省のクレジット取引セキュリティ対策協議会が公開した「クレジットカード・セキュリティガイドライン」6.0版(※2)では、ECサイトにおける「クレジットカード情報保護対策」と「不正利用対策」が追加されるなど、ECサイトに対するセキュリティ対策は一層厳格化され、その重要性も高まっています。
このような状況下で、EC事業者が安心して事業を継続し、消費者が安全にオンラインショッピングを楽しめる環境を提供することは、GMOメイクショップにとって最重要課題でした。GMOメイクショップではこれまでも、EC事業者および消費者の大切な情報を守るため、「ISO/IEC27001」「JIS Q 27001」(ISMS)認証の取得など、各種セキュリティ対策を講じてまいりましたが、この度「PCI DSS v4.0.1」の厳格な要件をクリアし正式に準拠したことで、EC事業者と消費者の皆さまへ、より安心・安全なクレジットカード決済環境を提供します。
※2 経済産業省 「クレジットカード・セキュリティガイドライン」
「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)」とは、国際クレジットカードブランド5社(American Express / Discover / JCB / Mastercard / Visa)が共同で設立したPCI SSC(PCI Security Standards Council)が策定・管理する、クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準です。クレジットカード会員の情報を保護し、安全な決済環境を維持するために、セキュリティ対策における6つの目標と12の要件に対応することで準拠が可能となります。カード加盟店や決済代行を行うサービスプロバイダ、クレジットカード会社をはじめとして、クレジットカード情報を保存、処理または伝送するすべての事業者が準拠の対象となります。
高まるサイバーリスクに対し、国際基準にのっとった堅牢な決済環境を確保できます。これにより、EC事業者はセキュリティ対策への負担を軽減しつつ、顧客からの信頼を獲得し、安心してEC事業に注力できます。
「makeshop byGMO」および「GMOクラウドEC<「PCI DSS」準拠オプション>」で構築されたECサイトであれば、ECサイト利用時に個人情報やクレジットカード情報を、より安心して入力・利用できる環境が提供されます。セキュリティ面での不安を抱くことなく、快適にオンラインショッピングを楽しめます。
GMOメイクショップは、今後もEC事業者および消費者に安心・安全なEC利用環境を提供するため、セキュリティ対策に継続的に取り組みます。今回の「PCI DSS v4.0.1」準拠を契機として、さらなるサービスの向上と、より安全で信頼性の高いECプラットフォームの提供に努めてまいります。